20代の女性の転職は、20代前半と20代後半とで異なる意識を持つとスムーズです。企業がどういった視点で求人を募集しているかに着目すると、より理解できます。

実は、20代前半の女性の転職は社会人経験が少ないことが武器になります。20代前半だと、企業としては未経験者を一から教育・研修するつもりで採用することが少なくありません。20~24歳の年齢帯で企業が求める人材像は、とにかくやる気と素直さ、どれだけ生産力を上げてくれるようになるかというポテンシャルが重視されます。

続いて20代半ばの女性は、未経験者向けと経験者向けのどちらも選べる年齢です。未経験者向けと経験者向けの大きな違いは、即戦力になるか否かと言えます。23~26歳の年齢帯、かつ応募する業界での社会人経験を3年以上積んでいる人は、即戦力とキャリアアップを意識したアピールを行っていきましょう。もちろん、全く知らない業界なら未経験者としてキャリアチェンジして、一から学ぶ気があるというやる気と意欲を見せるのがおすすめです。

20代後半、26~29歳の転職は経験者であることが重視されます。この年齢で未経験の分野にいくのは、未経験者でもOKと明言していなければ採用難易度が高くなるかもしれません。しかし、転職自体は20代の中では最も多い年齢帯でもあり、企業にとっては即戦力が欲しいところと言っても過言ではないでしょう。自分の年齢やスキルに応じて、スムーズな転職を目指したいものです。

TOP